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IIJmioから楽天モバイルに乗り換えるデメリットって何?あとMNP転出の手順は?
スマホの乗り換えに慣れてない人は、乗り換えの前・乗り換えの際に心配や不安があると思います。
- IIJmioから楽天モバイルに乗り換えようか迷っている人
- IIJmioから楽天モバイルに乗り換えてデメリットがないか心配な人
- IIJmioから楽天モバイルへの乗り換え方がわからない人
- IIJmioから楽天モバイルに乗り換えて後悔したという口コミを見た人
今回は、IIJmioから楽天モバイルへの乗り換えのメリット・デメリット、乗り換えた方が良い人、具体的な乗り換えの流れについて解説します。
各社から楽天モバイルへの乗り換え方、メリット・デメリットを知りたい人は以下を参考にしてください。
IIJmioと楽天モバイルのかんたんな比較
まず、IIJmioと楽天モバイルをかんたんに比較します(すべて税込料金)。
IIJmio | 楽天モバイル | ||
---|---|---|---|
手数料 | 契約事務手数料 | 3300円 | 無料 |
SIMカード発行料 | D:433.4円 A:446.6円 | 無料 | |
eSIM発行料 | 220円 | 無料 | |
機種変更手数料 | 無料 | 無料 | |
契約変更手数料 | 無料 | 無料 | |
電話番号変更手数料 | – | 無料 | |
名義変更手数料 | 無料 | 無料 | |
SIMカード再発行料 | 2200円 | 3300円 ※eSIMは無料 | |
SIMロック解除手数料 | – | – | |
基本料金 | 料金プラン(月額) | ギガプラン 2GB:850円 5GB:990円 10GB:1500円 15GB:1800円 20GB:2000円 30GB:2700円 40GB:3300円 50GB:3900円 ※家族割で100円/人割引 | 1-3GB:1078円 3-20GB:2178円 30GB~:3278円 |
ギガ追加購入(1回) | 1GB:220円/当月まで | 1GB:500円/当月まで ※海外ローミングのみ | |
通話料 | 11円/30秒 ※ファミリー通話割引:8.8円/30秒 | 22円/30秒 無料(楽天リンク使用 | |
かけ放題(月額) | 5分:500円 10分:700円 完全:1400円 | 15分:1100円 ※楽天リンク未使用 | |
割引 | セット割(月額) | mio割:660円割引 | なし |
家族割(月額) | なし | なし | |
カード支払割(月額) | なし | なし | |
支払い方法 | クレカ | クレカ、口座振替 | |
機能 | データ繰り越し | 翌月まで可能 | なし |
データシェア | 最大10回線 | なし | |
低速モード切り替え | あり | なし | |
バースト転送機能 | あり | なし | |
その他 | – | 選べる電話番号サービス:1000円 | |
契約・仕様 | 契約方法 | 公式サイト 取扱店 | 公式サイト 店舗 |
最低利用期間 | 次月末日まで | なし | |
通信速度 (みんそく) | 通常時:53Mbps 制限時:300kbps | 通常時:53Mbps 制限時:- | |
利用回線 | ドコモ、au | 楽天 | |
5G対応 | 無料 | 無料 | |
eSIM対応 | 無料 | 無料 | |
サポート方法 | 電話、チャット | 店舗、電話、チャット |
IIJmioから楽天モバイルに乗り換えるデメリット
まずは、IIJmioから楽天モバイルに乗り換えたときのデメリットや注意点を押さえましょう。
- デメリット1.ギガ使用量20GB以下だと楽天モバイルの方が高い
- デメリット2.定額制から従量制に変わると出費が増えるかも
- デメリット3.光回線とのセット割引「mio割」は適用外になる
- デメリット4.楽天モバイルはデータ繰り越し・データシェアがない
- デメリット5.楽天モバイルには低速モード・バースト転送がない
- デメリット6.SIMロック解除の必要があるかもしれない
- デメリット7.楽天モバイルは電波が弱い地域・場所が多い
デメリット1.楽天モバイルの方が料金が高い+ギガが合わない
IIJmioから楽天モバイルに乗り換えると、月額料金が高くなる可能性があります。また、そもそも使いたいギガが合わない可能性もあります。
IIJmioには定額制の5つのプランがあり、楽天モバイルは従量制の1つのプランがあります。比較すると以下の通りです。
2GB | 3GB | 5GB | 10GB | 15GB | 20GB | 30GB | 40GB | 50GB | 無制限 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
IIJmio | 2ギガプラン 税込850円 | – | 5ギガプラン 税込990円 | 10ギガプラン 税込1500円 | 15ギガプラン 税込1800円 | 20ギガプラン 税込2000円 | 30ギガプラン 税込2700円 | 40ギガプラン 税込3300円 | 50ギガプラン 税込3900円 | – |
楽天モバイル | – | 税込1078円 | – | – | – | 税込2178円 | – | – | – | 税込3278円 |
赤文字部分は比較対象にしやすいプランだよ。
低容量だと、IIJmioの「5ギガプラン」と楽天モバイルの3GBまでは同じ料金ですが、IIJmioの方が2GB多く使えてコスパが高いですね。
また中容量だと、IIJmioの「20ギガプラン」と楽天モバイルの20GBを比較すると、IIJmioの方が178円安いのでお得です。
大容量だと、IIJmioの「40ギガプラン」「50ギガプラン」を使っている人は、楽天モバイルの無制限の方がコスパが高いことがわかります。
基本的にはIIJmioの方がコスパが高いし、自分に合うギガが選びやすいってことね。
デメリット2.定額制から従量制に変わると出費が増えるかも
IIJmioは定額制なので、そのプランの決まったギガを使い切ると通信速度が低速(300Kbps)になります(ギガが必要な場合は1GB単位で追加購入可能)。
IIJmio | 2ギガプラン | 5ギガプラン | 10ギガプラン | 15ギガプラン | 20ギガプラン | 30ギガプラン | 40ギガプラン | 50ギガプラン |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 850円/月 | 990円/月 | 1500円/月 | 1800円/月 | 2000円/月 | 2700円/月 | 3300円/月 | 3900円/月 |
データ通信量 | 2GB | 5GB | 10GB | 15GB | 20GB | 30GB | 40GB | 50GB |
超過後の速度※ | 300Kbps | 300Kbps | 300Kbps | 300Kbps | 300Kbps | 300Kbps | 300Kbps | 300Kbps |
一方、楽天モバイルは従量制なので、ギガを使わない月は料金が安く、使う月は料金が高くなります。従量制なので、通信速度は低速になりません。
楽天モバイルは従量制だから低速にならないし、無駄がなくて便利だよね。
と思うかもしれませんが、個人的には従量制よりも定額制の方が安心して使えます。なぜなら、楽天モバイルはうっかり使いすぎると料金が跳ね上がる可能性があるからです。
従量制はギガの管理がめんどう。3GB、20GBを少しでも超えると、料金が一気に上がるから注意が必要だよ。
とくに子供にスマホを持たせる場合、楽天モバイルはあまりおすすめしません。
デメリット3.光回線とのセット割引「mio割」は適用外になる
IIJmioには、IIJmioひかりとセットで利用すると毎月660円割引になるmio割があります。以下は、mio割利用時の料金例です。
スマホ契約と光回線のセット割はいくつかありますが、格安SIMの中ではもっとも割引額が大きいですね(IIJmioひかりの速度や評判は置いといて)。
楽天モバイルに乗り換えるとmio割がなくなるから、IIJmioひかりを使い続ける意味は薄くなるかも。
デメリット4.楽天モバイルはデータ繰り越し・データシェアがない
IIJmioはプラン内の余ったギガが翌月に自動で繰り越されます。また、最大10回線内でギガをシェアできるので、家族で安くスマホを使えます。
- データ繰り越し
当月中に余ったギガを翌月に自動で繰り越します。ただしチャージしたデータは当月期限なので繰り越しできません(ギガプラン)。 - データシェア
同一mioID内で任意のシェアグループを作って、最大10回線までギガをシェアできます。
一方、楽天モバイルは従量制なので、データ繰り越しやデータシェアでギガを節約する必要がありません。
ただし、IIJmioでデータ繰り越しやデータシェアを活用してギガを節約していた人は、ギガを節約できない楽天モバイルがもったいなく感じるかもしれません。
データ繰り越し・データシェアを使いこなして、ギガをうまく節約すれば出費が減らせるよ。
データ繰り越しやデータシェアの詳細と必要性は以下で解説しています。
デメリット5.楽天モバイルには低速モード・バースト転送がない
IIJmioはデータ繰り越し・データシェアだけじゃなく、低速モード切り替えとバースト転送機能でギガを節約することができます。
- 低速モード切り替え
高速通信が必要ないときに自分で低速モードに切り替えてギガを節約できる - バースト転送機能
低速時に初速のみ自動で高速通信ができ、WebサイトやSNS表示が速くなる
低速モード切り替えとバースト転送機能はセットみたいなものだよ。
先ほど同様、楽天モバイルは従量制なので、低速モード切り替えやバースト転送でギガを節約する必要がありません。
こちらも「低速モード使えないとギガ垂れ流しじゃん……。」と思う人もいるでしょう。
デメリット6.SIMロック解除の必要があるかもしれない
SIMロックとは、ドコモなど大手キャリアで購入したスマホがその回線でしか利用できないようにロックされた状態のことだよ。
IIJmioはドコモ回線またはau回線なので、ドコモスマホやauスマホを使っている場合はSIMロックがかかってるかもしれません。
SIMロックがかかっている場合は、乗り換える前にSIMロック解除が必要です。
スマホにSIMロックがかかっているか確認する方法、SIMロックを解除する方法は以下で解説しています。
デメリット7.楽天モバイルは電波が弱い地域・場所が多い
IIJmioは格安SIMですが、ドコモ回線とau回線が利用できます。
そのため、生活圏で電波がつながりやすい回線がわかっていれば、電波問題でストレスを溜めるようなことにはならないでしょう。
ただし、IIJmioは格安SIMだから昼12時台など通信速度が遅い時間帯はあるけどね。
一方、楽天モバイルは自社でアンテナを敷設していますが、ドコモ、au、ソフトバンクに比べるとアンテナが少なく、電波が弱い地域があります。
地図を見ると人口カバー率は99.9%だけど、電波が弱い場所があるのは間違いないよ。
また大手3社と違い、障害物を透過する浸透性・回避する回折性が高いプラチナバンドが割り当てられていないため、地下やビル内で繋がりにくい場合があります。
楽天モバイルに770-773MHz幅のプラチナバンドが割り当てられました。実装は2024年中ですが、これで楽天モバイルの電波問題がどれくらい改善されるのか注目です。★
IIJmioから楽天モバイルに乗り換えるメリット
次は、IIJmioから楽天モバイルに乗り換えたときのメリットについて見ていきます。
- メリット1.楽天モバイルはデータ使い放題が3278円で使える
- メリット2.楽天リンクを使えば国内通話が無料でかけ放題
- メリット3.楽天モバイルの方が通信速度が速くて安定している
- メリット4.楽天モバイルは店舗で対面サポートを受けられる
- メリット5.楽天市場で買い物をすると還元率が+4倍になる
- メリット6.楽天ポイントがもらえるキャンペーンが豊富
- メリット7.海外でも2GBまでは無料でネット通信ができる
- メリット8.料金支払いは口座振替やデビットカードに対応
メリット1.楽天モバイルはデータ使い放題が3278円で使える
IIJmioはプランのギガ上限が50GBです。そのため、50GB以上の大容量ギガを使いたい人には向いていません。
IIJmio | 2ギガプラン | 5ギガプラン | 10ギガプラン | 15ギガプラン | 20ギガプラン | 30ギガプラン | 40ギガプラン | 50ギガプラン |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 850円/月 | 990円/月 | 1500円/月 | 1800円/月 | 2000円/月 | 2700円/月 | 3300円/月 | 3900円/月 |
データ通信量 | 2GB | 5GB | 10GB | 15GB | 20GB | 30GB | 40GB | 50GB |
超過後の速度※ | 300Kbps | 300Kbps | 300Kbps | 300Kbps | 300Kbps | 300Kbps | 300Kbps | 300Kbps |
一方、楽天モバイルはギガ使用量が20GBを超えると、3278円でデータ使い放題になります。100GB、200GB使っても料金は3278円のままです。
IIJmioで40ギガプラン、50ギガプランを使っている人は、データ使い放題で3278円の楽天モバイルの方が料金は安くなりますね。
20GB以上は料金が固定だから、使えば使うほどお得になるってことだよ。
たしかにお得なのはわかるけど、スマホでそんなに使うことってあるのかな?
スマホで大容量ギガを使わない人でも、楽天モバイルをテザリングでWi-Fi代わりに使っている人もいます(通信速度は光回線より遅い)。
また家族でお出かけの際に、テザリングでスマホやタブレットをつなげるなど使い所は多いです。楽天モバイルは、テザリングの制限がない点も強みです。
- テザリングで自宅のWi-Fiの代わりにする
- 家族のお出かけで別のスマホをつなげてギガを節約する
- パソコンやタブレットをつなげてノマドワークをする
メリット2.楽天リンクを使えば国内通話が無料でかけ放題
IIJmioの通話料は11円/30秒ですが、以下のかけ放題オプションを利用することで(一定時間の)国内通話が無料になります。
IIJmio | 通話定額5分+ (5分かけ放題) | 通話定額10分+ (10分かけ放題) | かけ放題+ (24時間完全かけ放題) |
---|---|---|---|
月額料金 | 税込500円 | 税込700円 | 税込1400円 |
内容 | 5分以内の国内通話無料 | 10分以内の国内通話無料 | 時間関係なく国内通話無料 |
一方、楽天モバイルは、Rakuten Link(楽天リンク)アプリから発信をすれば、オプション無しでも国内通話がすべて無料になります。
データ通信回線(RCS規格)を使った通話なので通話品質は電話回線より劣りますが、国内通話無料はかなりのメリットです。
通話時間を気にしないで電話できるのはいいね。
楽天リンクを使わない通話もできるけど、その場合は22円/30秒の通話料がかかるよ。
楽天モバイルの無料通話の仕組みや通話品質、楽天リンクを使わない場合のかけ放題については以下を参考にしてください。
メリット3.留守電、転送電話、着信お知らせなどが無料で使える
IIJmioには主に以下の電話オプションがあります。
- 留守電(タイプD/タイプA):330円/月
伝言メッセージを3分×20件(タイプAは99件)まで、最大72時間(タイプAは168時間)預けられる - スマート留守電:319円/月
伝言メッセージを保存件数・期間無制限で預けられる - 転送電話(タイプD/タイプA):無料
着信があった場合に指定した電話番号に転送できる - 着信通知(タイプD/タイプA):無料
圏外・電源オフ・通話中の着信をSMSで通知してくれる - キャッチホン(タイプD/タイプA):220円/月
通話中に別の通話があった場合に保留にして応答できる - 着信拒否(タイプD):無料
発信した相手に発信者番号を通知しない - 着信拒否(タイプA):110円/月
発信した相手に発信者番号を通知しない
ドコモ回線とau回線でオプションに少し違いがあるよ。
一方、楽天モバイルには以下の通り複数の電話オプションがあり、すべて無料で利用できます。
- 留守番電話:無料
伝言メッセージを3分×100件まで、最大168時間預けられる - 着信転送:無料
着信があった場合に指定した電話番号に転送できる - 着信SMS通知:無料
圏外・電源オフ・通話中の着信をSMSで通知してくれる - 割込通話(キャッチホン):無料
通話中に別の通話があった場合に保留にして応答できる - 発信者番号非通知:無料
発信した相手に発信者番号を通知しない
電話オプションがぜんぶ無料で使えるのは嬉しい!
僕が知る限り、すべての電話オプションが無料で使えるのは楽天モバイル以外ないと思います。詳しくは以下を参考にしてください。
メリット4.楽天モバイルの方が通信速度が速くて安定している
楽天モバイルの通信速度って遅いんでしょ?
以前の楽天モバイルは、「電波が悪く、通信速度も遅い」という印象がありました。ただ昨今は通信速度も速くなり、どの時間帯も安定しています。
以下は主なキャリアの朝「5:00-8:59」、昼「12:00-12:59」、夕方「16:00-18:59」、夜「20:00-22:59」、深夜「0:00-4:59」の平均通信速度です。
下り | ドコモ | ahamo | ソフトバンク | LINEMO | スター モバイル | au | UQモバイル | ワイモバイル | povo | ペンギン モバイル | 日本通信 SIM | 楽天 モバイル | OCN モバイルONE | nuro モバイル | リンクス メイト | mineo | イオン モバイル | IIJmio | LIBMO | BIGLOBE モバイル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
朝 | 151Mbps | 109Mbps | 107Mbps | 96Mbps | 109Mbps | 97Mbps | 65Mbps | 75Mbps | 72Mbps | 31Mbps | 97Mbps | 51Mbps | 70Mbps | 49Mbps | 38Mbps | 59Mbps | 48Mbps | 44Mbps | 93Mbps | 19Mbps |
昼 | 121Mbps | 72Mbps | 58Mbps | 76Mbps | 5Mbps | 46Mbps | 60Mbps | 77Mbps | 64Mbps | 12Mbps | 12Mbps | 51Mbps | 30Mbps | 22Mbps | 4Mbps | 6Mbps | 15Mbps | 8Mbps | 1Mbps | 2Mbps |
夕方 | 141Mbps | 103Mbps | 87Mbps | 81Mbps | 43Mbps | 85Mbps | 69Mbps | 70Mbps | 76Mbps | 15Mbps | 46Mbps | 55Mbps | 62Mbps | 50Mbps | 33Mbps | 22Mbps | 40Mbps | 35Mbps | 5Mbps | 8Mbps |
夜 | 111Mbps | 92Mbps | 60Mbps | 95Mbps | 68Mbps | 57Mbps | 63Mbps | 66Mbps | 60Mbps | 13Mbps | 58Mbps | 45Mbps | 50Mbps | 53Mbps | 36Mbps | 34Mbps | 43Mbps | 41Mbps | 0Mbps | 21Mbps |
深夜 | 130Mbps | 66Mbps | 103Mbps | 65Mbps | 103Mbps | 83Mbps | 105Mbps | 74Mbps | 76Mbps | 168Mbps | 88Mbps | 52Mbps | 59Mbps | 47Mbps | 36Mbps | 54Mbps | 41Mbps | 49Mbps | 54Mbps | 47Mbps |
赤線は10Mbps未満、オレンジ線は20Mbps未満、黄色線は30Mbps未満。すべて小数点以下切り捨て。
楽天モバイルの通信速度は、朝、昼、夕方、夜、深夜とも50Mbps前後出ています。一方IIJmioは、昼12時台の通信速度が6Mbpsしかありません。
楽天モバイルより通信速度が速い事業者もありますが、使えない時間があるとストレスが溜まります。そのため、通信速度が安定している方が重要です。
IIJmioの通信速度は遅いわけじゃないけど、時間帯別の通信速度で見ると問題があるよ。
通信速度は利用環境に左右されるので、IIJmioから楽天モバイルに乗り換えて通信速度が遅くなる人もいます。楽天モバイルの通信速度は以下で解説しています。
メリット5.楽天モバイルは店舗で対面サポートを受けられる
IIJmioにはIIJmio取り扱い店舗はありますが、サポートを受けられる実店舗がなく、基本的に電話サポートまたはオンラインチャットのみです。
一方、楽天モバイルは楽天モバイルショップが全国に1100店舗以上あり、新規契約・乗り換え申し込み、各種手続きなどの対面サポートを受けられます。
楽天モバイルショップの店舗サポート内容やオンラインサポートの受け方を知りたい人は、以下を参考にしてください。
メリット6.楽天市場で買い物をすると還元率が+4倍になる
楽天モバイル契約中は、楽天市場での買い物に対する楽天ポイントの還元率が+4倍になります。
楽天モバイル契約におけるポイント+4倍のルールは以下の通りです。
- 毎月の楽天市場での買い物が対象になる
- 本件での月間獲得上限は2000ポイント
- 本件での買い物の上限金額は5万円
- ポイント付与は楽天市場での買い物月の翌月15日
- 特典対象はRakuten最強プラン契約者のみ
楽天モバイルを契約して、毎月楽天市場で2.5万円買い物すれば1000ポイントもらえるってことだね。
僕は楽天で毎月買い物をして、1000ポイント以上もらっています。以下は以前の最大+3倍画像で、現在は+4倍なので獲得効率は上がっています。
楽天モバイルの料金は、楽天ポイント(1ポイント=1円)で支払うこともできるよ。
つまり毎月楽天市場で2.5万円以上買い物する人は、楽天モバイルが実質無料で使えるということです(消費ギガが3GB未満の場合)。
メリット7.楽天ポイントがもらえるキャンペーンが豊富
楽天モバイルは、大量の楽天ポイントがもらえるキャンペーンがいくつも開催されています。以下キャンペーンの一例です(2024年2月時点)。
- スマホそのまま乗り換えキャンペーン
特典:楽天ポイント13000pt
条件:初めての申し込み+他社から乗り換え - Rakuten最強プランはじめてお申し込みキャンペーン
特典:楽天ポイント2000pt
条件:初めての申し込み+新規契約 - スマホトク得乗り換えキャンペーン(乗り換え)
「スマホそのまま乗り換えキャンペーン」と同様 - スマホトク得乗り換えキャンペーン(新規契約)
特典:楽天ポイント8000pt
条件:初めての申し込み+新規契約+対象商品購入 - iPhoneトク得乗り換えキャンペーン
特典:楽天ポイント最大33000pt
条件:初めての申し込み+新規契約(または乗り換え)+対象iPhone購入 - 楽天モバイル紹介キャンペーン
特典:楽天ポイント7000pt(紹介者)、楽天ポイント13000pt(被紹介者)
条件:知り合いに楽天モバイルを紹介して、知り合いが初めての申し込み+他社からの乗り換えをした場合
端末割引・楽天ポイント還元キャンペーンが多く、特にiPhoneを購入するなら他社よりも安く買える楽天モバイルがおすすめです。
他にも、楽天マガジン・楽天ミュージック初回90日無料、Rakuten Hand 5Gが1円、楽天ポイントで3ヶ月月額料金を払うと還元率10倍など様々なキャンペーンがあります。
キャンペーンを使えば、乗り換えで2万円、3万円分の楽天ポイントも稼げるよ。
メリット8.海外でも2GBまでは無料でネット通信ができる
一方、IIJmioは音声通話とSMSは使えますが、データ通信ができません。
海外でもデータ通信を使いたい場合は、現地のプリペイドSIMを購入するか、海外で使えるポケットWi-Fiなどをレンタルする必要があります。
IIJmioは海外だとネットできないのか。プリペイドSIMとかよくわかんないし、めんどくさそう。
一方、楽天モバイルは69の国と地域で国際ローミングに対応していて、2GBまでなら無料(追加料金無し)でデータ通信が可能です。
2GBを超過した場合は通信速度が128Kbpsまで低下しますが、1GBあたり500円でギガを追加購入することもできます。
しかも、楽天リンク同士なら日本からの発信、海外からの発信はすべて通話無料だよ。
楽天リンク同士 | 相手が楽天リンクを 使用していない | |
---|---|---|
海外から日本の電話に発信 | 無料 | 無料 |
海外から海外の電話に発信 | 無料 | 有料 |
日本から海外の電話に発信 | 無料 | 有料 |
国際電話の無料通話と有料通話を表にすると上表の通り。海外に行く機会が多い人は、楽天モバイルなら現地でSIM契約の必要がないのは大きなメリットです。
メリット9.料金支払いは口座振替やデビットカードに対応
IIJmioの支払い方法はクレジットカードのみで、他の方法は使えません。また、契約者名義とクレジットカードの名義が同一でないと利用できません。
一方、楽天モバイルの支払い方法は、クレジットカード(デビットカード)、口座振替、楽天ポイントなどがあります。
また、楽天モバイルは楽天ポイント(楽天キャッシュ)でも料金支払いができ、100円につき楽天ポイントが1ポイントもらえます(1%還元)。
楽天カードで楽天キャッシュをチャージ(0.5%還元)して料金を支払う(1%還元)と、楽天ポイントが1.5%貯まるよ。
IIJmioから楽天モバイルに乗り換える手順と必要なもの
IIJmioから楽天モバイルへの乗り換えの申し込みの流れ、手順、必要なものを把握しましょう。
- IIJmioからの乗り換えで楽天モバイルに申し込む流れ
- 楽天モバイル申し込み後の審査からSIM設定までの流れ
IIJmioからの乗り換えで楽天モバイルに申し込む流れ
IIJmioから楽天モバイルに乗り換えの申し込みをする流れは以下の通りです。
以下3つのポイントを考慮して、スマホの購入や既存スマホの使用を考えます(楽天モバイルへの乗り換えの流れ参照)。
1.楽天モバイルでスマホを購入するか
2.SIMカードとeSIMのどちらにするか
3.どの回線から楽天モバイルに乗り換えるか
乗り換えに必要な運転免許証などの本人確認書類を用意します。
今使っている通信事業者からMNP予約番号を発行してもらいます。
楽天モバイルへの乗り換えの流れなど詳細を知りたい人は、「楽天モバイルへの乗り換えの流れ」を参照してください。
画像を使った具体的な乗り換えの流れ、必要なものや注意点などを解説しています。
IIJmioのMNP予約番号の取得方法は、あとで解説するよ。
楽天モバイル申し込み後の審査からSIM設定までの流れ
乗り換え申し込み後の審査からSIMカードの設定までの流れは以下の通りです。
申し込み内容に不備や問題がないか、審査が行われます。
申し込み内容に不備がなければ、最短3-4日でSIMカードが配送されます。
使用するスマホのSIMサイズに合わせてSIMカードを取り外し、スマホに挿入します。
新品やリセットされたスマホを使う場合は、スマホの初期設定を行います。
my楽天モバイルアプリをインストールして、かんたんな設定を行います。
my楽天モバイルアプリを使って、MNP転入手続きを行います。
Wi-Fiを切ってモバイル通信ができるか確認します。
また、乗り換え申し込み後の審査からeSIMの設定までの流れは以下の通りです。
申し込み内容に不備や問題がないか、審査が行われます。
新品やリセットされたスマホを使う場合は、スマホの初期設定を行います。
my楽天モバイルアプリをインストールして、かんたんな設定を行います。
my楽天モバイルアプリを使って、MNP転入手続きを行います。
eSIMの設定に必要なeSIMプロファイルをダウンロードします。
Wi-Fiを切ってモバイル通信ができるか確認します。
SIMカードの設定もeSIMの設定も「楽天モバイルへの乗り換えの流れ」で一通り解説してるから確認してみて。
IIJmioから楽天モバイルへの乗り換えでよくある質問
IIJmioから楽天モバイルへの乗り換えでよくある質問について確認しましょう。
- IIJmioから楽天モバイルの乗り換えにかかる手数料は?
- IIJmioで購入したスマホの残債の支払いはどうなる?
- IIJmio取扱店でも楽天モバイルに乗り換えられる?
- IIJmioでMNP予約番号を発行する方法は?
- IIJmioを解約した月の月額料金は日割りされる?
- どのタイミングで楽天モバイルに乗り換えると得なの?
- IIJmioから楽天モバイルへの乗り換えにかかる時間は?
- IIJmioにSIMカードを返却する必要はある?
IIJmioから楽天モバイルの乗り換えにかかる手数料は?
MNP転出手数料は2021年4月1日に廃止されたため、乗り換えに手数料はかかりません。
また、乗り換え先の楽天モバイルでも、契約に際して初期費用などの手数料は一切かかりません。
一般的に、通信事業者の契約をするときは初期費用が4000円ほどかかるよ。
IIJmioで購入したスマホの残債の支払いはどうなる?
IIJmioでスマホを購入して支払い残債が残っている場合は、IIJmioに対して割賦で支払いを続ける必要があります。
残債の一括支払いをしたい場合は、IIJmioの会員専用ページから一括支払いの申し込みができます。詳細は、以下を参考にしてください。
IIJmio取扱店でも楽天モバイルに乗り換えられる?
IIJmio取扱店に行っても、楽天モバイルには乗り換えられません。IIJmio取扱店でできるのは、新規契約や乗り換えなどのみです。
IIJmioでMNP予約番号を発行する方法は?
楽天モバイルに乗り換えるためには、まずIIJmioでMNP転出手続き(MNP予約番号発行)が必要です。
- 会員専用ページからMNP予約番号を発行※
「MNP予約番号発行・確認」→MNP予約番号を発行する回線を選択して「次へ」→「お申し込みに進む」をタップしてMNP予約番号を発行する
※MNP予約番号はメールで発行されます。また、発行されるまで1-4日ほどかかるので注意しましょう。
上記の方法でMNP予約番号を発行してください。
IIJmioでMNP予約番号を取得したら、楽天モバイル公式サイトから乗り換え手続きをすればOK
なお、以下の通信事業者同士であれば、乗り換えの際にMNP予約番号を発行する必要がありません(MNPワンストップ)。
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル、UQ mobile、ワイモバイル、ahamo、povo、LINEMO、LINEモバイル、ジャパネットたかた通信サービス、日本通信SIM、b-mobile、mineo、センターモバイル、LPモバイル(2024年3月時点)
IIJmioを解約した月の月額料金は日割りされる?
IIJmioは月途中で解約手続きをしても、、解約日は月末日になります。そのため、解約月の月額料金は日割りされません。
また、解約日が月末になるため解約手続き後も月末日の20時まではIIJmioを利用できますし、月末日の20時までは解約のキャンセルも可能です。詳細は以下を参考にしてください。
どのタイミングで楽天モバイルに乗り換えると得なの?
いつ乗り換えればいいのかな?お得なタイミングってある?
お得な乗り換えのタイミングを知るために、IIJmioの解約と楽天モバイルの契約のルールを押さえましょう。
- IIJmio解約月の月額料金は日割りされない(解約日は月末日)
→なるべく月末解約の方がお得 - 楽天モバイル契約開始月の月額料金は日割りされない
→なるべく月初解約の方がお得
これらの条件から、IIJmioのギガさえ使い切ってしまえば楽天モバイルへの乗り換えのタイミングはいつでも良いということになります。
ただし、楽天モバイルは3GB・20GBの区切りで料金が変わるため、ギガの使用量に注意して乗り換えの時期を考えた方が良いでしょう。
まあ、時期で考えるより、乗り換えキャンペーンのタイミングに合わせた方がお得だよ。
IIJmioから楽天モバイルへの乗り換えにかかる時間は?
IIJmioから楽天モバイルへの乗り換えにかかる時間は人それぞれですが、以下が目安です。
- MNP予約番号発行:1-2日
- 乗り換えの申し込み:10-20分
- 郵送物の発送から到着:3-5日
- 開通作業+スマホの設定:1時間-1日
もちろんこれ以上時間がかかる場合もあるので、あくまでも目安です。
月末ギリギリの乗り換えだと、時間がかかって次月にずれるかもしれないから注意して。
IIJmioにSIMカードを返却する必要はある?
IIJmioでは、解約後にSIMカード返却する必要はありません。
IIJmioから楽天モバイルへの乗り換えがおすすめな人
最後に、IIJmioから楽天モバイルへ乗り換えた方が良い人、乗り換えなくて良い人をまとめます。
- 通話料を気にせず電話をかけたい人
- ギガを無制限で使いたい人
- 乗り換えでスマホを安く購入したい人
- よりお得に楽天ポイントを貯めたい人
- 店舗で対面サポートを受けたい人
- 海外でスマホを使うことが多い人
- 料金支払いで口座振替を使いたい人
楽天モバイルの特徴は通話が無料なこと、税込3278円でギガが使い放題なこと、楽天ポイントの還元率がお得になることなどです。
とくに普段から楽天市場を利用する人には、最大2000ポイントの楽天ポイントを獲得できる大きなメリットがあります。
スマホを安く買い替えたい人も、楽天モバイルに乗り換えた方がいいかな。
- 地下やビル内でスマホを利用することが多い人
- 昼の通信速度が遅くても問題ない人
- ギガが自分にぴったり合うプランを使いたい人
- IIJmioひかりセットのmio割を利用している人
- 楽天市場・楽天カードを使っていない人
IIJmioの特徴はプラン料金が安くてコスパがトップクラスに高いこと、端末セット契約でスマホが安く購入できること、ギガ節約方法が色々あることなどです。
IIJmioは格安SIMの中でコスパ最強だけど、メリット面を比較すると、楽天モバイルに乗り換えた方がいいと思う。
楽天モバイルは良さそうだけど、電波が悪いって聞いたからちょっと心配。
楽天モバイルの電波は以前よりも改善されていますが、それでも心配な人はいるでしょう。
そんな人は少し考え方を変えてみてください。楽天モバイルなら、以下の条件が合えば契約・端末代・維持費すべてがほぼ無料でスマホを持つことも可能です。
- 初期費用無料
契約時の手数料などはかからないのでゼロ円で契約できる - 端末費無料(ほぼ)
SIMセット契約でRakuten hand 5Gを選べば端末代は1円※ - 月額料金(実質無料)
- 1.楽天モバイルに契約すれば楽天市場の還元率は+4倍になる
- 2.楽天で2.5万円以上購入すれば楽天ポイント1000ポイント獲得
- 3.楽天モバイルの最低料金は1078円なので実質無料で利用可能
楽天モバイルは乗り換え先としておすすめですが、乗り換えが嫌な人・心配な人は新規契約でサブ回線としてもおすすめです。僕も毎月実質無料で楽天モバイルを使っています。
※Rakuten hand 5Gは販売していない時期もあります
より詳しく楽天モバイルを知りたい人は、以下で特徴やメリット・デメリット、口コミ評判を紹介しているので参考にしてください。