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データ繰り越し、データシェアって何?必要なサービスなの?
データ繰り越しやデータシェアを利用できる通信事業者は増えていますが、どのようなサービスで、どのようなメリットなのかわかりますか。
データ繰り越しやデータシェアの有無でサービスを選ぶ人もいるので、正しく理解して必要なサービスなのか見極めることは大切です。
今回は、データ繰り越しとデータシェアのサービスの特徴、データ繰り越しやデータシェアが必要な人・不要な人の特徴についてお話します。
データ繰り越しとはどんなサービス?利用できる格安SIMは?

データ繰り越しがどのようなサービスなのか解説します。
- データ繰り越しとはどんなサービス?
- データ繰り越し対応の主な格安SIM・キャリアは?
データ繰り越しとはどんなサービス?
データ繰り越しとは、月内で使えるギガが余った場合に、翌月(など)にギガを繰り越して使えるサービスのことです。
たとえば月5GB使えるプランで3GB使うと、2GB余りますね。データ繰り越しがないと、余った2GBは月末に消滅します。
ところがデータ繰り越しがあれば、余った2GBが翌月に繰り越されて、次月は合計7GB使えます。

繰り越し期限は、翌月まで・翌々月まで・ずっとなどサービスによって違うよ。
データ繰り越し対応の主な格安SIM・キャリアは?
2023年2月時点でデータ繰り越しができる主な格安SIM、サブブランド、オンライン専用ブランドは以下の通りです(旧プランやサブプランは省略)。
もちろん、他にもデータ繰り越し対応の格安SIMはあります。
通信事業者 | 繰り越し可能時期 | 繰り越し可能ギガ数 |
---|---|---|
UQモバイル | 翌月まで | プラン上限まで |
ワイモバイル | 翌月まで | プラン上限まで |
mineo | 翌月まで ※パスケット利用で無制限 | プラン上限まで ※フリータンク分は別 |
NUROモバイル | 翌月まで | プラン上限まで |
IIJmio | 翌月まで | プラン上限まで |
BIGLOBEモバイル | 翌月まで | プラン上限まで |
LIBMO | 翌月まで | プラン上限まで |
イオンモバイル | 翌月まで | プラン上限まで |
J:COMモバイル | 翌月まで | プラン上限まで |
エキサイトモバイル | 翌月まで | プラン上限まで |
リンクスメイト | 翌月まで | プラン上限まで |
ロケットモバイル | 翌月まで | プラン上限まで |
QTモバイル | 翌月まで | プラン上限まで |
DTIモバイル | 翌月まで | プラン上限の2倍まで |
y.u mobile | 期限なし | 最大100GB |
データ繰り越し可能な期限は、「当月余った分を翌月まで」がほとんど。繰り越し可能なギガは、当月のプラン上限までが多いですね。
一方、人気の格安SIMでデータ繰り越し未対応なのは、HISモバイル、日本通信SIM、ahamo、povo、LINEMOなどです。
データシェアとはどんなサービス?利用できる格安SIMは?

データシェアがどのようなサービスなのか解説します。
- データシェアとはどんなサービス?
- データシェア対応の主な格安SIMは?
データシェアとはどんなサービス?
データシェアとは、自分が使えるギガを他のスマホ(SIM)にシェアできるサービスのことです。
データシェアは、同一契約者が追加したSIMや登録したグループ間(家族など)でシェアできるなどサービス毎にルールが違います。

データシェアは、シェアできるSIM枚数やシェアできるギガ上限にも違いがあるよ。
データシェアは、サービスごとに条件や利用料金が違うので複雑です。必要な人は、提供している事業者で詳細を調べてください。
データシェア対応の主な格安SIMは?
2023年2月時点でデータシェアができる主な格安SIM、サブブランド、オンライン専用ブランドは以下の通りです(旧プランやサブプランは省略)。
もちろん、他にもデータシェア対応の事業者はあります。
通信事業者 | シェア条件 | 最大シェア数 | シェア可能ギガ数 |
---|---|---|---|
ワイモバイル | 子SIMの追加 | 4 | プラン上限まで |
mineo | メンバー登録 | 5 | プラン上限まで |
NUROモバイル | プレゼント | – | プラン上限まで |
IIJmio | メンバー登録 | 10 | プラン上限まで |
BIGLOBEモバイル | 子SIMの追加 | 5 | プラン上限まで |
イオンモバイル | 子SIMの追加 | 5 | 50GB |
エキサイトモバイル | 子SIMの追加 | 5 | プラン上限まで |
リンクスメイト | 子SIMの追加 | 5 | プラン上限まで |
データシェアにはそれぞれ細かい条件・ルールがあり、料金科目もバラバラなので、必要な通信事業者のサイトなどを確認してください。
一方、人気の格安SIMでデータシェア未対応なのは、HISモバイル、日本通信SIM、ahamo、povo、LINEMOなどです。
データ繰り越し・データシェアは本当に必要?

データ繰り越しやデータシェアは、必要な人には良いサービスだと思います。ただ、すべての人に必要なサービスではありません。
- データ繰り越しが必要な人・不要な人の特徴
- データシェアが必要な人・不要な人の特徴
データ繰り越しが必要な人・不要な人の特徴
データ繰り越しが必要な人・不要な人の特徴は以下の通りです。
- 毎月ギガの節約に努めている人
- たまにギガが余る月がある人
- ギガが少しでも余ると損に感じる人
データ繰り越しが必要な人は、ギガ消費を管理して節約している人です。ギガを節約している人は、データ繰り越しがある方が節約のモチベーションが上がります。
またギガが余る月より、足りない月が多い人の方がデータ繰り越しを有効に活用できます。
- ギガを管理することにストレスを感じる人
- 1GBなど小容量プランを使っている人
- 毎月ギガが余る人
データ繰り越しが不要な人は、ギガの節約をあまり考えない人です。ギガ節約に労力を割きたくない人は、データ繰り越しの必要性を感じないと思います。
また月1GBなど小容量プランの人はそもそもギガが必要ありませんし、毎月ギガが余る人はデータ繰り越しよりプランを見直した方が良いでしょう。
データシェアが必要な人・不要な人の特徴
データシェアが必要な人・不要な人の特徴は以下の通りです。
- 家族利用でスマホ料金を下げたい人
- 1人で複数台端末を使っている人
データシェアが必要な人は、家族で同一事業者を利用する人です(サービスによる)。
また、1人でスマホ、タブレットなど複数台端末を使う人も、データシェアを活用した方が出費を抑えられることが多いでしょう。
- データシェアをする家族がいない人
- 1人で複数台端末を使わない人
データシェアが不要な人は、そもそもシェアする必要がない人、シェアする意味がない人です。
つまり、家族と同じ事業者を使わない人、複数端末を使っていない人などですね。
データ繰り越し・データシェアのまとめ


データ繰り越しやデータシェアがあったらお得ってわけじゃないんだね。

そうだね。もちろんあるに越したことはないけど、なくても困らない人も多いんだよ。
データ繰り越しやデータシェアの有無で通信事業者を選ぶ人もいますが、実際どれだけ活用できているかは、その人の利用環境によります。
データ繰り越しやデータシェアよりも大事な要素もあるので、あくまでも機能の一つと捉えて、賢くスマホを選べるようにしましょう。