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ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えるデメリットって何?あとMNP転出の手順は?
スマホの乗り換えに慣れてない人は、乗り換えの前・乗り換えの際に心配や不安があると思います。
- ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えようか迷っている人
- ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えてデメリットがないか心配な人
- ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換え方がわからない人
- ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えて後悔したという口コミを見た人
今回は、ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えのメリット・デメリット、乗り換えた方が良い人、具体的な乗り換えの流れについて解説します。
各社から楽天モバイルへの乗り換え方、メリット・デメリットを知りたい人は以下を参考にしてください。
ワイモバイルと楽天モバイルのかんたんな比較
ワイモバイルと楽天モバイルがどう違うのか、まずかんたんに特徴をまとめます(すべて税込料金)。
ワイモバイル | 楽天モバイル | ||
---|---|---|---|
手数料 | 契約事務手数料 | 3850円 | 無料 |
SIMカード発行料 | 無料 | 無料 | |
eSIM発行料 | 無料 | 無料 | |
機種変更手数料 | 3850円 | 無料 | |
契約変更手数料 | 無料 | 無料 | |
電話番号変更手数料 | 3850円 | 無料 | |
名義変更手数料 | 3850円 | 無料 | |
SIMカード再発行料 | 3850円 | 3300円 ※eSIMは無料 | |
SIMロック解除手数料 | 3300円 | – | |
基本料金 | 料金プラン(月額) | 4GB:2365円 20GB:4015円 30GB:5115円 | 1-3GB:1078円 3-20GB:2178円 30GB~:3278円 |
ギガ追加購入(1回) | 0.5GB:550円/当月まで | 1GB:500円/当月まで ※海外ローミングのみ | |
通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 無料(楽天リンク使用 | |
かけ放題(月額) | 10分:880円 完全:1980円 | 15分:1100円 ※楽天リンク未使用 | |
割引 | セット割(月額) | おうち割光セット(A):1650円割引 | なし |
家族割(月額) | 家族割引サービス:1100円割引 | なし | |
カード支払割(月額) | PayPayカード割:187円割引 | なし | |
支払い方法 | クレカ、口座振替 | クレカ、口座振替 | |
機能 | データ繰り越し | 翌月まで可能 | なし |
データシェア | 最大3回線まで※ ※音声通話非対応 | なし | |
低速モード切り替え | なし | なし | |
バースト転送機能 | なし | なし | |
その他 | – | 選べる電話番号サービス:1000円 | |
契約・仕様 | 契約方法 | 公式サイト 店舗 | 公式サイト 店舗 |
最低利用期間 | なし | なし | |
通信速度 (みんそく) | 通常時:74Mbps 制限時:1Mbps/300kbps | 通常時:53Mbps 制限時:- | |
利用回線 | ソフトバンク | 楽天 | |
5G対応 | 無料 | 無料 | |
eSIM対応 | 無料 | 無料 | |
サポート方法 | 店舗、電話、チャット | 店舗、電話、チャット |
ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えるデメリット
まずは、ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えたときのデメリットや注意点を押さえましょう。
- デメリット1.楽天モバイルには家族割・光セット割などがない
- デメリット2.楽天モバイルの方が通信速度が遅くなる場合がある
- デメリット3.楽天モバイルは電波が弱い地域・場所が多い
- デメリット4.楽天モバイルはデータ繰り越し・データシェアがない
- デメリット5.SIMロック解除の必要があるかもしれない
- デメリット6.キャリアメール(@ymobile.ne.jp)が無料で使えなくなる
デメリット1.楽天モバイルには家族割・光セット割などがない
「家族でワイモバイルを使っている」「ソフトバンク光を使っている」という人がワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えると、各種セット割引の対象外なります。
ワイモバイルのセット割引とは以下の「新みんな家族割」「おうち割光セット」「PayPayカードお支払割」のことで、楽天モバイルには該当の割引がありません。
- 家族割引サービス(2回線以上):1100円割引/月
家族でワイモバイルを利用すると最大9回線まで対象になる(家族割引サービスの加入が必要) - おうち割光セット(A):1650円割引(シンプル2Sの場合1100円割引)/月
ワイモバイルとSoftBank光(SoftBank Air)を利用することで家族全員が対象になる
おうち割でんきセット(A):最大1100円割引(25ヶ月移行は最大550円)/月
ワイモバイルとソフトバンクでんきを利用することで、1回線ごとに110円割引の対象になる(最大10回線) - PayPayカード割:187円割引/月
PayPayカードで料金を支払うと対象になる
「家族割引サービス」は1回線目が定価料金で、2回線目以上で割引対象になる(シンプルS/M/Lは188円割引、他は550円割引)。
「おうち割光セット(A)」は1回線目から割引対象になる(シンプルS/M/L以外は550円割引)。「おうち割でんきセット(A)」は25ヶ月目以降は1回線55円割引になる。
ワイモバイルの基本料金は、各種セット割引の適用前用後で以下の違いがあります(おうち割光セットとPayPayカード割適用の場合)。
セット割が適用されるとシンプル2Sは最大1287円、シンプル2M/Lは最大1837円安くなります。
ワイモバイル | シンプル2S | シンプル2M | シンプル2L |
---|---|---|---|
定価料金 | 税込2365円 | 税込4015円 | 税込5115円 |
データ通信量 | 4GB | 20GB | 30GB |
超過後の速度 | 300Kbps | 1Mbps | 1Mbps |
セット割適用後 | 税込1078円 | 税込2178円 | 税込3278円 |
セット割割引額 | 1287円割引 | 1837円割引 | 1837円割引 |
一方、楽天モバイルにはセット割に該当する割引がありません。そのため楽天モバイルへの乗り換えで、ワイモバイルのセット割引対象外になることがデメリットです。
楽天モバイルに乗り換えると、家族でワイモバイルを使う意味もソフトバンク光を使う意味も薄くなっちゃうね。
デメリット2.楽天モバイルの方が通信速度が遅くなる場合がある
ワイモバイルと楽天モバイルを比較すると、楽天モバイルの方が通信速度が遅い場合が多いです。
以下は主なキャリアの朝「5:00-8:59」、昼「12:00-12:59」、夕方「16:00-18:59」、夜「20:00-22:59」、深夜「0:00-4:59」の平均通信速度です。
下り | ドコモ | ahamo | ソフトバンク | LINEMO | スター モバイル | au | UQモバイル | ワイモバイル | povo | ペンギン モバイル | 日本通信 SIM | 楽天 モバイル | OCN モバイルONE | nuro モバイル | リンクス メイト | mineo | イオン モバイル | IIJmio | LIBMO | BIGLOBE モバイル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
朝 | 151Mbps | 109Mbps | 107Mbps | 96Mbps | 109Mbps | 97Mbps | 65Mbps | 75Mbps | 72Mbps | 31Mbps | 97Mbps | 51Mbps | 70Mbps | 49Mbps | 38Mbps | 59Mbps | 48Mbps | 44Mbps | 93Mbps | 19Mbps |
昼 | 121Mbps | 72Mbps | 58Mbps | 76Mbps | 5Mbps | 46Mbps | 60Mbps | 77Mbps | 64Mbps | 12Mbps | 12Mbps | 51Mbps | 30Mbps | 22Mbps | 4Mbps | 6Mbps | 15Mbps | 8Mbps | 1Mbps | 2Mbps |
夕方 | 141Mbps | 103Mbps | 87Mbps | 81Mbps | 43Mbps | 85Mbps | 69Mbps | 70Mbps | 76Mbps | 15Mbps | 46Mbps | 55Mbps | 62Mbps | 50Mbps | 33Mbps | 22Mbps | 40Mbps | 35Mbps | 5Mbps | 8Mbps |
夜 | 111Mbps | 92Mbps | 60Mbps | 95Mbps | 68Mbps | 57Mbps | 63Mbps | 66Mbps | 60Mbps | 13Mbps | 58Mbps | 45Mbps | 50Mbps | 53Mbps | 36Mbps | 34Mbps | 43Mbps | 41Mbps | 0Mbps | 21Mbps |
深夜 | 130Mbps | 66Mbps | 103Mbps | 65Mbps | 103Mbps | 83Mbps | 105Mbps | 74Mbps | 76Mbps | 168Mbps | 88Mbps | 52Mbps | 59Mbps | 47Mbps | 36Mbps | 54Mbps | 41Mbps | 49Mbps | 54Mbps | 47Mbps |
赤線は10Mbps未満、オレンジ線は20Mbps未満、黄色線は30Mbps未満。すべて小数点以下切り捨て。
時間帯別で見ると、多くの時間帯でワイモバイルの方が通信速度が速いことがわかります。
ただ楽天モバイルはどの時間帯の通信速度も50Mbps前後出ているので、速度面ではストレスなく使えるはずです。
楽天モバイルの通信速度は安定して速いよ。ただ、ワイモバイルの方が少し速いっていうだけ。
通信速度は利用環境に左右されるので、ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えて通信速度が速くなる人もいます。楽天モバイルの通信速度は以下で解説しています。
デメリット3.楽天モバイルは電波が弱い地域・場所が多い
ワイモバイルはソフトバンク回線を使います。電波のカバーエリア、通信速度も理論上ソフトバンクと同じなので、全国どこでも良い電波環境で利用できます。
ワイモバイルはソフトバンクが運営しているから、格安SIMのように制限はされないよ。
一方、楽天モバイルは自社でアンテナを敷設していますが、ドコモ、au、ソフトバンクに比べるとアンテナが少なく、電波が弱い地域があります。
人口カバー率は99.9%だけど、電波が弱い場所があるのは間違いないよ。
また大手3社と違い、障害物を透過する浸透性・回避する回折性が高いプラチナバンドが割り当てられていないため、地下やビル内で繋がりにくい場合があります。
楽天モバイルに770-773MHz幅のプラチナバンドが割り当てられました。実装は2024年中ですが、これで楽天モバイルの電波問題がどれくらい改善されるのか注目です。★
デメリット4.楽天モバイルはデータ繰り越し・データシェアがない
ワイモバイルには余ったギガを翌月に繰り越す「データくりこし」、親回線に紐づく最大3回線にギガをシェアできる「シェアプラン」があります。
- データくりこし
当月中に余ったギガを翌月に自動で繰り越します。たとえばシンプル2Mで5GB余った場合、翌月に使えるギガは25GBに増えます。 - シェアプラン
親回線に紐づく子回線(最大3つ)に規定のギガをシェアできます。ただし、子回線は音声通話ができないため、タブレットなどデータ通信専用です。
一方、楽天モバイルは従量制なので、データ繰り越しやデータシェアでギガを節約する必要がありません。
ただし、ワイモバイルでデータ繰り越しやデータシェアを活用してギガを節約していた人は、ギガを節約できない楽天モバイルがもったいなく感じるかもしれません。
データ繰り越し・データシェアを使いこなして、ギガをうまく節約すれば出費が減らせるよ。
データ繰り越しやデータシェアの詳細と必要性は以下で解説しています。
デメリット5.SIMロック解除の必要があるかもしれない
SIMロックとは、ドコモなど大手キャリアで購入したスマホがその回線でしか利用できないようにロックされた状態のことだよ。
ワイモバイルはソフトバンク回線なので、ソフトバンクスマホを使っている場合はSIMロックがかかってるかもしれません。
SIMロックがかかっている場合は、乗り換える前にSIMロック解除が必要です。
スマホにSIMロックがかかっているか確認する方法、SIMロックを解除する方法は以下で解説しています。
デメリット6.キャリアメール(@ymobile.ne.jp)が無料で使えなくなる
楽天モバイルに乗り換えると、ワイモバイルで提供されているキャリアメール(@ymobile.ne.jp)を無料で使えなくなります。
えー、キャリアメール使えなくなるの困る……。
ワイモバイルのキャリアメールが必要な人は、楽天モバイルに乗り換える前にソフトバンクのメール持ち運びサービス(330円/月)に契約してください。
ちなみに、楽天モバイルにも独自のキャリアメール「楽メール(@rakumail.jp)」がありますが、個人的にキャリアメール自体必要ないと思います。
ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えるメリット
次は、ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えたときのメリットについて見ていきます。
- メリット1.楽天リンクを使えば国内通話が無料でかけ放題
- メリット2.楽天モバイルはセット割なしでも月額料金が安い
- メリット3.楽天モバイルはデータ使い放題が3278円で使える
- メリット4.留守電、転送電話、着信お知らせなどが無料で使える
- メリット5.楽天市場で買い物をすると還元率が+4倍になる
- メリット6.楽天ポイントがもらえるキャンペーンが豊富
- メリット7.iPhoneが安く買える、1円端末も購入できる
- メリット8.海外でも2GBまでは無料でデータ通信ができる
メリット1.楽天リンクを使えば国内通話が無料でかけ放題
ワイモバイルの通話料は22円/30秒ですが、以下のかけ放題オプションを利用することで(一定時間の)国内通話が無料になります。
ワイモバイル | だれとでも定額+ | スーパーだれとでも定額+ |
---|---|---|
月額料金 | 税込880円 | 税込1980円 |
内容 | 10分以内の国内通話無料 | 時間関係なく国内通話無料 |
一方、楽天モバイルは、Rakuten Link(楽天リンク)アプリから発信をすれば、オプション無しでも国内通話がすべて無料になります。
データ通信回線(RCS規格)を使った通話なので、通話品質は電話回線より劣りますが、国内通話無料はかなりのメリットです。
通話時間を気にしないで電話できるのはいいね。
楽天リンクを使わない通話もできるけど、その場合は22円/30秒の通話料がかかるよ。
楽天モバイルの無料通話の仕組みや通話品質、楽天リンクを使わない場合のかけ放題については以下を参考にしてください。
メリット2.楽天モバイルはセット割なしでも月額料金が安い
ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換える一番のメリットは、セット割などがなくても月額料金が安くなることです。
楽天モバイルの料金プランは1つのみで、以下のように使ったギガに応じて料金が変わる従量制です。
対して先ほども紹介しましたが、以下がワイモバイルの料金プランです。
ワイモバイル | シンプル2S | シンプル2M | シンプル2L |
---|---|---|---|
定価料金 | 税込2365円 | 税込4015円 | 税込5115円 |
データ通信量 | 4GB | 20GB | 30GB |
超過後の速度 | 300Kbps | 1Mbps | 1Mbps |
セット割適用後 | 税込1078円 | 税込2178円 | 税込3278円 |
セット割割引額 | 1287円割引 | 1837円割引 | 1837円割引 |
楽天モバイルは3GBまでの料金が1078円に対して、ワイモバイルのシンプル2S(4GB)の料金は2365円(セット割適用後は1078円)です。
また、楽天モバイルの20GBまでの料金が2178円に対して、ワイモバイルのシンプル2M(20GB)の料金は4015円(セット割適用後は2178円)です。
セット割適用後のワイモバイルと楽天モバイルは料金が変わらないんだね。
ただし家族で複数回線契約しない人、ソフトバンク光やソフトバンクエアーを使わない人にとっては、ワイモバイルの料金は高いですね。
セット割適用後ならワイモバイルの料金は安いけど、セット割無しだと料金はかなり割高だよ。
メリット3.楽天モバイルはデータ使い放題が3278円で使える
ワイモバイルの料金プランで利用できるギガは最大30GBです。
それ以上のギガを使いたい場合は550円/月で0.5GBを追加購入するか、データ増量オプションを利用する必要があります。
データ増量オプションとは、月550円払うことで以下のように使えるギガが毎月2GBまたは5GB増えるオプションのことです。
ワイモバイル データ増量オプション | シンプル2S | シンプル2M | シンプル2L |
---|---|---|---|
定価料金 | 税込550円 | 税込550円 | 税込550円 |
データ増量分 | +2GB | +5GB | +5GB |
合計データ量 | 4GB+2GB | 5GB+20GB | 30GB+5GB |
データ増量オプションは、初めて加入すると6ヶ月無料で使えるからお得だよ。★
一方、楽天モバイルはギガ使用量が20GBを超えると、3278円でデータ使い放題になります。100GB、200GB使っても料金は3278円のままです。
20GB以上は料金が固定だから、使えば使うほどお得になるってことだよ。
たしかにお得なのはわかるけど、スマホで20GB以上使うことってあるのかな?
スマホで20GB以上使わない人でも、楽天モバイルをテザリングでWi-Fi代わりに使っている人もいます(通信速度は光回線より遅い)。
また家族でお出かけの際に、テザリングでスマホやタブレットをつなげるなど使い所は多いです。楽天モバイルは、テザリングの制限がない点も強みです。
- テザリングで自宅のWi-Fiの代わりにする
- 家族のお出かけで別のスマホをつなげてギガを節約する
- パソコンやタブレットをつなげてノマドワークをする
メリット4.留守電、転送電話、着信お知らせなどが無料で使える
ワイモバイルには以下の電話オプションがあります。
- 留守番電話:無料
伝言メッセージを3分×30件まで、最大72時間預けられる - 留守番電話プラス:330円/月
伝言メッセージを3分×100件まで、最大168時間預けられる - 着信転送:無料
着信があった場合に指定した電話番号に転送できる - 着信通知(着信お知らせ機能):無料
圏外・電源オフ時に着信が合ったことを通知してくれる - 着信拒否(ナンバーブロック):110円/月
指定した電話番号からの着信を拒否・通知しない - キャッチホン(割込通話):220円/月
通話中に別の通話があった場合に保留にして応答できる - グループ通話:220円/月
通話中に別の人に電話をかけるなど、6人まで同時通話ができる
一方、楽天モバイルには以下の通り複数の電話オプションがあり、すべて無料で利用できます。
- 留守番電話:無料
伝言メッセージを3分×100件まで、最大168時間預けられる - 着信転送:無料
着信があった場合に指定した電話番号に転送できる - 着信SMS通知:無料
圏外・電源オフ・通話中の着信をSMSで通知してくれる - 割込通話(キャッチホン):無料
通話中に別の通話があった場合に保留にして応答できる - 発信者番号非通知:無料
発信した相手に発信者番号を通知しない
電話オプションがぜんぶ無料で使えるのは嬉しい!
僕が知る限り、すべての電話オプションが無料で使えるのは楽天モバイル以外ないと思います。詳しくは以下を参考にしてください。
メリット5.楽天市場で買い物をすると還元率が+4倍になる
楽天モバイル契約中は、楽天市場での買い物に対する楽天ポイントの還元率が+4倍になります。
楽天モバイル契約におけるポイント+4倍のルールは以下の通りです。
- 毎月の楽天市場での買い物が対象になる
- 本件での月間獲得上限は2000ポイント
- 本件での買い物の上限金額は5万円
- ポイント付与は楽天市場での買い物月の翌月15日
- 特典対象はRakuten最強プラン契約者のみ
楽天モバイルを契約して、毎月楽天市場で2.5万円買い物すれば1000ポイントもらえるってことだね。
僕は楽天で毎月買い物をして、1000ポイント以上もらっています。以下は以前の最大+3倍画像で、現在は+4倍なので獲得効率は上がっています。
楽天モバイルの料金は、楽天ポイント(1ポイント=1円)で支払うこともできるよ。
つまり毎月楽天市場で2.5万円以上買い物する人は、楽天モバイルが実質無料で使えるということです(消費ギガが3GB未満の場合)。
メリット6.楽天ポイントがもらえるキャンペーンが豊富
楽天モバイルは、大量の楽天ポイントがもらえるキャンペーンがいくつも開催されています。以下キャンペーンの一例です(2024年2月時点)。
- スマホそのまま乗り換えキャンペーン
特典:楽天ポイント13000pt
条件:初めての申し込み+他社から乗り換え - Rakuten最強プランはじめてお申し込みキャンペーン
特典:楽天ポイント2000pt
条件:初めての申し込み+新規契約 - スマホトク得乗り換えキャンペーン(乗り換え)
「スマホそのまま乗り換えキャンペーン」と同様 - スマホトク得乗り換えキャンペーン(新規契約)
特典:楽天ポイント8000pt
条件:初めての申し込み+新規契約+対象商品購入 - iPhoneトク得乗り換えキャンペーン
特典:楽天ポイント最大33000pt
条件:初めての申し込み+新規契約(または乗り換え)+対象iPhone購入 - 楽天モバイル紹介キャンペーン
特典:楽天ポイント7000pt(紹介者)、楽天ポイント13000pt(被紹介者)
条件:知り合いに楽天モバイルを紹介して、知り合いが初めての申し込み+他社からの乗り換えをした場合
端末割引・楽天ポイント還元キャンペーンが多く、特にiPhoneを購入するなら他社よりも安く買える楽天モバイルがおすすめです。
他にも、楽天マガジン・楽天ミュージック初回90日無料、Rakuten Hand 5Gが1円、楽天ポイントで3ヶ月月額料金を払うと還元率10倍など様々なキャンペーンがあります。
キャンペーンを使えば、乗り換えで2万円、3万円分の楽天ポイントも稼げるよ。
メリット7.iPhoneが安く買える、1円端末も購入できる
ワイモバイルも楽天モバイルも自社でスマホ端末を取り扱っていて、どちらも端末セールを行っています。
ただ先ほども触れましたが、楽天モバイルは端末販売に力を入れていて、とくにiPhoneは業界内でもっともお得に購入できると言って良いでしょう。
また、セット契約キャンペーンではRakuten handなど1円で購入できるAndroid端末が販売される場合もあります。
1円端末はいつもあるわけじゃないけど、見つけたらゲットしておいた方がいいね。
そのため、機種変更をするなら楽天モバイルは乗り換え先として大きなメリットがあります。
メリット8.海外でも2GBまでは無料でデータ通信ができる
ワイモバイルは設定の必要がなく海外でスマホを利用できます。その際のモバイル通信のプランは、基本的に以下のどちらかを利用することになります。
詳細はリンク先で確認してほしいのですが、どちらにしても高額な料金が発生します。
一方、楽天モバイルは69の国と地域で国際ローミングに対応していて、2GBまでなら無料(追加料金無し)でデータ通信が可能です。
2GBを超過した場合は通信速度が128Kbpsまで低下しますが、必要であれば1GBあたり500円でギガを追加購入できます。
しかも、楽天リンク同士なら日本からの発信、海外からの発信はすべて通話無料だよ。
楽天リンク同士 | 相手が楽天リンクを 使用していない | |
---|---|---|
海外から日本の電話に発信 | 無料 | 無料 |
海外から海外の電話に発信 | 無料 | 有料 |
日本から海外の電話に発信 | 無料 | 有料 |
国際電話の無料通話と有料通話を表にすると上表の通り。海外に行く機会が多い人は、楽天モバイルなら現地でSIM契約の必要がないのは大きなメリットです。
ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換える手順と必要なもの
ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えの申し込みの流れ、手順、必要なものを把握しましょう。
- ワイモバイルからの乗り換えで楽天モバイルに申し込む流れ
- 楽天モバイル申し込み後の審査からSIM設定までの流れ
ワイモバイルからの乗り換えで楽天モバイルに申し込む流れ
ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えの申し込みをする流れは以下の通りです。
以下3つのポイントを考慮して、スマホの購入や既存スマホの使用を考えます(楽天モバイルへの乗り換えの流れ参照)。
1.楽天モバイルでスマホを購入するか
2.SIMカードとeSIMのどちらにするか
3.どの回線から楽天モバイルに乗り換えるか
乗り換えに必要な運転免許証などの本人確認書類を用意します。
今使っている通信事業者からMNP予約番号を発行してもらいます。
楽天モバイルへの乗り換えの流れなど詳細を知りたい人は、「楽天モバイルへの乗り換えの流れ」を参照してください。
画像を使った具体的な乗り換えの流れ、必要なものや注意点などを解説しています。
ワイモバイルのMNP予約番号の取得方法は、あとで解説するよ。
楽天モバイル申し込み後の審査からSIM設定までの流れ
乗り換え申し込み後の審査からSIMカードの設定までの流れは以下の通りです。
申し込み内容に不備や問題がないか、審査が行われます。
申し込み内容に不備がなければ、最短3-4日でSIMカードが配送されます。
使用するスマホのSIMサイズに合わせてSIMカードを取り外し、スマホに挿入します。
新品やリセットされたスマホを使う場合は、スマホの初期設定を行います。
my楽天モバイルアプリをインストールして、かんたんな設定を行います。
my楽天モバイルアプリを使って、MNP転入手続きを行います。
Wi-Fiを切ってモバイル通信ができるか確認します。
また、乗り換え申し込み後の審査からeSIMの設定までの流れは以下の通りです。
申し込み内容に不備や問題がないか、審査が行われます。
新品やリセットされたスマホを使う場合は、スマホの初期設定を行います。
my楽天モバイルアプリをインストールして、かんたんな設定を行います。
my楽天モバイルアプリを使って、MNP転入手続きを行います。
eSIMの設定に必要なeSIMプロファイルをダウンロードします。
Wi-Fiを切ってモバイル通信ができるか確認します。
SIMカードの設定もeSIMの設定も「楽天モバイルへの乗り換えの流れ」で一通り解説してるから確認してみて。
ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えでよくある質問
ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えでよくある質問について確認しましょう。
- ワイモバイルから楽天モバイルの乗り換えにかかる手数料は?
- ワイモバイルで購入したスマホの残債の支払いはどうなる?
- ワイモバイルショップでも楽天モバイルに乗り換えられる?
- ワイモバイルでMNP予約番号を発行する方法は?
- ワイモバイル解約時に余ったギガはどうなる?日割りは?
- どのタイミングで楽天モバイルに乗り換えると得なの?
- ワイモバイルにSIMカードを返却する必要はある?
ワイモバイルから楽天モバイルの乗り換えにかかる手数料は?
MNP転出手数料は2021年4月1日に廃止されたため、乗り換えに手数料はかかりません。
また、乗り換え先の楽天モバイルでも、契約に際して初期費用などの手数料は一切かかりません。
一般的に、通信事業者の契約をするときは初期費用が4000円ほどかかるよ。
ワイモバイルで購入したスマホの残債の支払いはどうなる?
ワイモバイルでスマホを購入して支払い残債が残っている場合は、引き続きワイモバイルに対して割賦で支払いを続ける必要があります。
残債の一括支払いをしたい場合は、ワイモバイルショップ(ソフトバンクショップ)で手続きをするか、My Y!mobileから手続きを行ってください。
My Y!mobilの手続きは、「端末代金の残金を一括で支払うことはできますか?|よくあるご質問(FAQ)|Y!mobile」から行います。
ワイモバイルショップでも楽天モバイルに乗り換えられる?
ワイモバイルショップに行っても、楽天モバイルには乗り換えられません。ワイモバイルショップでできるのは、MNP転出手続き(MNP予約番号発行)のみです。
ワイモバイルでMNP予約番号を発行する方法は?
楽天モバイルに乗り換えるためには、まずワイモバイルでMNP転出手続き(MNP予約番号発行)が必要です。
- My Y!mobileからMNP予約番号を発行※
「契約確認変更」→「MNP予約関連手続き」→(流れのとおり進む)→「MNP予約番号の発行」からMNP予約番号を発行する - 「0800-222-8449」に電話してMNP予約番号を発行
9-20時の間に電話をして、音声ガイダンス後にMNP予約番号発行の旨を伝える - ワイモバイルショップでMNP予約番号を発行
本人確認書類を用意して、ワイモバイルショップでMNP予約番号発行の旨を伝える
※MNP予約番号は画面に表示されるので、メモなどして控えておきましょう。
上記いずれかでMNP予約番号を発行してください。個人的には、My Y!mobileから行うのが一番手間も時間もかからないためおすすめです。
ワイモバイルでMNP予約番号を取得したら、楽天モバイル公式サイトから乗り換え手続きをすればOK
なお、以下の通信事業者同士であれば、乗り換えの際にMNP予約番号を発行する必要がありません(MNPワンストップ)。
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル、UQ mobile、ワイモバイル、ahamo、povo、LINEMO、LINEモバイル、ジャパネットたかた通信サービス、日本通信SIM、b-mobile、mineo、センターモバイル、LPモバイル(2024年3月時点)
ワイモバイルを解約した月の月額料金は日割りされる?
ワイモバイル解約月の月額料金は日割りされません。解約日が1日でも、末日でも、満額請求です。
どのタイミングで楽天モバイルに乗り換えると得なの?
いつ乗り換えればいいのかな?お得なタイミングってある?
お得な乗り換えのタイミングを知るために、ワイモバイルの解約と楽天モバイルの契約のルールを押さえましょう。
- ワイモバイル解約月の月額料金は日割りされない
→なるべく月末解約の方がお得 - 楽天モバイル契約開始月の月額料金は日割りされない
→なるべく月初解約の方がお得
これらの条件から、ワイモバイルのギガさえ使い切ってしまえば楽天モバイルへの乗り換えのタイミングはいつでも良いということになります。
ただし、楽天モバイルは3GB・20GBの区切りで料金が変わるため、ギガの使用量に注意して乗り換えの時期を考えた方が良いでしょう。
まあ、時期で考えるより、乗り換えキャンペーンのタイミングに合わせた方がお得だよ。
ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えにかかる時間は?
ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えにかかる時間は人それぞれですが、以下が目安です。
- MNP予約番号発行:1-2日
- 乗り換えの申し込み:10-20分
- 郵送物の発送から到着:3-5日
- 開通作業+スマホの設定:1時間-1日
もちろんこれ以上時間がかかる場合もあるので、あくまでも目安です。
月末ギリギリの乗り換えだと、時間がかかって次月にずれるかもしれないから注意して。
ワイモバイルにSIMカードを返却する必要はある?
ワイモバイルでは、解約後にSIMカード返却する必要はありません。
使わなくなったSIMカードには個人情報が残っているため、ハサミやシュレッダーをなどで裁断してから処分するのがおすすめです。
ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えがおすすめな人
最後に、ワイモバイルから楽天モバイルへ乗り換えた方が良い人、乗り換えなくて良い人をまとめます。
- 家族複数人でワイモバイルを利用しない人
- ソフトバンク光などの回線を使わない人
- 通話料を気にせず電話をかけたい人
- ギガを無制限で使いたい人
- 乗り換えでスマホを安く購入したい人
- よりお得に楽天ポイントを貯めたい人
楽天モバイルの特徴は通話が無料なこと、月3278円でギガ使い放題なこと、楽天ポイントの還元率がお得になることなどです。
とくに普段から楽天市場を利用する人には、楽天ポイントの還元率が上がることで楽天モバイルを実質無料で利用できる大きなメリットがあります。
スマホを安く買い替えたい人やギガを気にせず使いたい人も、楽天モバイルに乗り換えた方がいいかな。
- ワイモバイルのセット割条件を満たす人
- 地下やビル内でのスマホ利用が多い人
ワイモバイルの特徴はセット割で格安SIMに近い料金になること、通信速度が安定して速いこと、店舗サポートがあることなどです。
セット割が適用されれば、一部の格安SIMより安く店舗サポートを受けられますし、どの時間帯も通信速度が速くて安定しているのは魅力です。
セット割の条件を満たしていて、使っているギガがぴったりな人はワイモバイルのままでもいいかも。
ただし、ワイモバイルのセット割条件を満たしていない人は、すぐに乗り換えた方が良いでしょう。
楽天モバイルはもっともメリットが多い通信事業者だと思います。ただし、地下やビル内など電波が入りづらい場所があるので、乗り換えに慎重な人も多いでしょう。
そんな人は少し考え方を変えてみてください。楽天モバイルなら、以下の条件が合えば契約・端末代・維持費すべてがほぼ無料でスマホを持つことも可能です。
- 初期費用無料
契約時の手数料などはかからないのでゼロ円で契約できる - 端末費無料(ほぼ)
SIMセット契約でRakuten hand 5Gを選べば端末代は1円※ - 月額料金(実質無料)
- 1.楽天モバイルに契約すれば楽天市場の還元率は+4倍になる
- 2.楽天で2.5万円以上購入すれば楽天ポイント1000ポイント獲得
- 3.楽天モバイルの最低料金は1078円なので実質無料で利用可能
楽天モバイルは乗り換え先としておすすめですが、乗り換えが嫌な人・心配な人は新規契約でサブ回線としてもおすすめです。僕も毎月実質無料で楽天モバイルを使っています。
※Rakuten hand 5Gは販売していない時期もあります
より詳しく楽天モバイルを知りたい人は、以下で特徴やメリット・デメリット、口コミ評判を紹介しているので参考にしてください。